2012年3月11日日曜日

あの日から1年

◆3月11日(日) 雨のち晴れ、のち雨

東日本大震災から1年。
多くの人々の命と平穏な日常を一瞬で奪い去ったあの震災から、私たちは何を感じ、
何を思い、何を考え、何を学び、どこに進もうとしているのか。
人の営みは大自然の営みから比べれば極めて小さいもの。
自然に対しておごることなく謙虚に、それを土台に着実に復興されることを望みます。

今日は、15:00頃から20kmラン。
自宅→横越総合体育館→東スポ屋外500m×5周→自宅
タイムは、気持ちを入れた走りで、1:44.32。

蒲原平野の真ん中で、南下する進行方向の右から、角田、弥彦、
少し離れて守門、粟、白山、正面に菅名、五頭連峰、そして左にはニ王子、
その後ろには真っ白な飯豊、さらに左に櫛形、ずっと奥には真っ白な朝日。
ランをしながら、ぐるーっと山々が見渡せる。
これが、自分が生まれ育ったふるさと。

原発事故でふるさとに帰りたくても帰れない人達のことを思うと、切なくなる・・・
首都東京を支えるために地方が犠牲になった縮図。
利権が絡み地域に潤いもあっただろうが、最後は震災によるこの結果だ。
人は、人が制御できないものには手を出すべきではないと思う。
原発の安全神話があったが、子どもの頃から、そんなに安全というなら、
わざわざ地方に作るのではなく東京に作ればいいじゃないかと、ずーっと思っていた。
間もなく柏崎・刈羽原発の現在稼働中の原子炉が定期検査に入り、
4月には北海道泊原発も検査に入るため、国内から稼働中の原発が1基もなくなる。
徹底的に今後原発をどうするのか議論してほしい。
国内経済発展のため、地域振興・地域雇用確保のためなど、様々な稼働に向けた理由は
あるだろうが、我々世代はとんでもないものから恩恵を受け、そのとんでもないものを
後世の子孫に残してしまっているのではないだろうか・・・

東日本大震災は現代に生きる日本人に、命の尊さ、人と人の絆、今後の社会の進むべき道など、
様々なことを考えさせ、気づかせた災害だ。


SWIM 本日0km/月間5.3km
BIKE    0km/95km
RUN  20km/87km

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