2014年9月11日木曜日

2014佐渡国際トライアスロン大会

◆9月6日(土) 晴れ時々くもり

潟鉄TRCで初の佐渡トラ!

大会前日の朝、新潟港佐渡汽船ターミナルに集合。

新潟からの参加者は、大所帯の13人。
白髪さん、オニバスさん、D谷さん、フェマンさん、赤ドクマさん、ファイターズさん、ペコわとさん、F井さん、ミスターサイクリングさん、H間さん、骨っ娘さん、H澤さん、オレです。
ここに、佐渡支部長のたかさんと島内で合流し、潟鉄は総勢14人。

種目別の内訳でいうと、Aタイプ5人、Bタイプ6人、リレー3人。

さらに今回は、BタイプのT邊さんが参加の予定だったけど、奥さんの具合が急に悪くなり今朝ほど残念ながらDNSを表明・・・
苦渋の決断だったと思いますが、家族優先の考えには共感できますよ。。

参加の皆さん、最善を尽くして頑張っていきましょう!!

佐渡汽船ターミナル集合
他のトライアスリートの方ともご挨拶
後方では亀田TCのT中さんが手を広げてポーズw

佐渡へ向けて出港!

船内で「佐渡トラとはなぁ」という話などw

ミスターサイクリングさんとビールで完走祈願

間もなく両津港

昼食は長三郎の佐渡天然ブリカツ丼

これから受付会場に向け出発

受付会場のアミューズメント佐渡に到着~

会場前は大賑わい
ブースを見てるだけで楽しい

脚がつらないサプリの無料配給に選手が殺到


受付会場の中

家族からの応援メッセージ(やらせです)
なぜ、バイキンマン?
ダイナミック!

芸術的~♪
ド派手~

甲斐佐渡市長の開会あいさつ

招待選手!

選手宣誓

スペシャルゲストのトークショー
サッカー解説者の名波氏
遠くてカメラのズームが届かん・・・
トラをどう思うか聞かれ「究極のM」と解説w

羽茂高校郷土芸能部の皆さんによる相川音頭

こちらは佐渡おけさ
高校生が郷土の誇りをもって踊ってる姿に感動です
 
その後、マーシャルによる競技説明を聞いて終了。
いよいよ明日です!
 

常宿の八幡館で
こんな宴会のような夕食でいいのか?w
おやすみ~。
明日の起床は早いよ~。





◆9月7日(日) 晴れ時々くもり

Aタイプ組は朝3:30に起床予定だったが、3:00前に目が覚めた。

気持ちが高ぶっているんだろうな。
少し寝不足。

昨日も一昨日も、不安と期待と興奮から睡眠時間が足りていない。
それも含めての佐渡トラ。

Aタイプ組の5人で、4:00過ぎに八幡館を出発し大会会場へ。
荷物を担いでバイクでゆっくり目。
いつも思うが、この区間はランで通るシミュレーションになるが、八幡館から会場のゴールまでのわずか4km弱が長く感じる。

会場に到着し、トランジションエリアにバイクなどを置き、ファイターズさんと一緒にボディマーキングに向かう。
レースナンバーをボランティアの方からマジックで腕に書いてもらうと、気持ちがぐっと入る。

さあ、間もなくだ。

ゴールゲート

夜、ここに無事に戻って来たい!

まだ真っ暗なうちに選手が続々と集合

トランジションエリアすぐ前のスイム会場
だんだん明るくなってきた

よーし、頑張ろう!

間もなくスタート

◇スイム(3.8km)

長い長い1日の始まり。

赤ドグマさんとファイターズさんと3人で記念撮影したあと、少し前にいくとペコわとさんがいた。
スタート位置は、左側の前方。

例年よりコース幅が狭く感じ、そんな話をしていると、スタッフが左側のブイを動かし若干広くなった。
それでもまだ狭い。

佐渡オープンウォータースイミングで5,000mを経験したため、前方の第1ブイや第2ブイが近くに見える。

6:00、Aタイプがスタート!

やはりコースが狭く、激しいバトルが発生。

自分のペースで泳げない。
泳ぐコースが左右からふさがれ、後ろから乗られる、横から叩かれる、足をつかまれる。
こんなAタイプの激しいバトルは経験したことがない。

同じ位置から一緒にスタートしたペコわとさんが心配だが、確認することもできない。
もうどんどんと前進するしかない。

Aタイプは、三角形の形をした1,900mのコースを2周回。
第1ブイを右に曲がり、第2ブイまで、密集が続きその間バトルが続いた。

途中、近くの女性が「つかまないでください!」と叫んでいた。
こんなことを海で聞いたのは初めてだ。
平泳ぎしている人もいる。
けり足が当たりそうで危険極まりない。クロールで泳いでくれよ。

51.5kmの村上トラのバトルはすぐ終わるけど、今回は選手も多くバトルの距離も長かった。。。
1,000人近い選手が一斉に泳いでるわけだから当然だが、コースはもっと広げてほしいな。

第2ブイからは少し選手がばらけて、自分のペースで泳げた。
朝日がまぶしく岸が黒いシルエットでよく見えない。
潮の流れは、左から右へ。
ロープに何度か手が触れてしまった。

1周したところで浜に上がり、真水を口に含み2周目突入。
浜に一旦上がることで、体力が消耗する。
泳ぎ切りたいところだが、水が飲めるメリットもあるため一長一短か。

2周目は1周目より楽に泳げて無事にスイムをクリア。

スイム 1:26:33 547位/959人中



◇バイク(190km)

今回の佐渡トラの一番の楽しみは、同い年のファイターズさんからバイクでどのぐらい逃げられるか、ということ。
最低でも約100km地点の両津までは逃げたい。

ファイターズさんとはレースナンバーが隣で、バイク置き場も隣。
まだバイクが隣にあることを確認して、ここまでは予定通りの展開。

急げー!という感じで、バイクの準備をして、トランジションエリアから出発。

佐和田の新しいバイパスを通り、どんどん前の選手を抜く。
左に曲がり上り坂に差し掛かったところで、フロントのチェーンが落ちてしまった。
指でチェーンをつまみあげ、すぐに復旧。
その間、抜いてきた選手にどんどん抜かれる。
「だいじょうぶですか~」という温かい声もかけてもらった。
こちらは「はーい」と返事。

その後は順調に前進。
相川のWSはスキップ。

巡航35km/h前後でどんどん前を抜きながら進む。

岩谷口WSでトイレ休憩。
Z坂を上り、裏Zを慎重に下り、大野亀が見えだしたころ、ファイターズさんに横から声をかけられ、あっさり抜かれた~。

もう捕まった・・・
速ぇ~。
オレもかなり抜いてきたんだけどな。

弾崎を回り、両津に進路をとる。
ここからは向かい風基調。
小木までの約90kmの区間、向かい風と戦うことになり、巡航速度は落ちまくった。

睡魔との戦いも加わり、水を頭からかぶって目を覚ます。
同じような脚色の選手と、「この風なんとかなりませんかね~」などと会話する。

小木坂、国道坂をなんとか上り、真野湾を左に見ながら下り坂を一気に駆け下り、八幡館の前を通って帰ってきた。

目標として、潟鉄のリレーチームがゴールする前までには、バイクで会場に戻ってきたいと思っていたが、バイクで河原田商店街に入る前に前方にリレーのランを走る骨っ娘さんを発見。
声をかけて横をバイクで抜いて行った。
こちらはギリギリ目標達成。

ランに移ったT中さん、そのしばらく後ろにいたファイターズさんともすれ違う。
会場まであと残り2kmぐらいの地点か。

佐渡全体を使った大人の追いかけっこだ。
14:30頃、会場に戻ってきた。

バイク 7:05:18 230位 通過順位は262位(バイクで285人抜き)



◇ラン(42.2km)

ランの準備をして、あとはフルマラソンの距離を走るだけ。
会場アナウンスから、ちょうど今、Bタイプのたかさんがゴールしたことが確認できた。

トイレを済ませ、コーラを飲んで出発。
「いってらっしゃーい」との声援を受けながら走る。

しばらく行くとBタイプのオニバスさんとすれ違う。
オニバスさんも帰ってきた。
挨拶をかわし、前進。

ランのスピードはキロ7分ほどのペース。
昨年はキロ6分で突込み気味に入り、後で脚が止まったので、今回は自重した。

目標は、5時間以内。
ランに入ると抜くことより、抜かれることの方が多くなってしまう。

10km地点の畑野ASで、62分ほど。
金井ASで折り返し、しばらく進んだ中間点では、2時間27分ほど。
ちょうどキロ7分で一応走れている。

神社の前のT字路を過ぎると、ジワジワ登っていく。
ここからペースが落ちてきて、つらくなってきた。
金井ASから潟上ASの間がホントに長い。

エイドごとに全部休み、頭から水をかけてもらう。

潟上ASを折り返すと、だんだん陽が暮れてきた。
神社のあるT字路を左折すれば、あとは戻るだけ。
残り13kmほど。

大佐渡山脈の相川方面の山並みに、真っ赤な太陽が落ちる。
あぁ、今佐渡を走っているんだな~、と感慨深くなった・・・

大野WSで、反射タスキをもらう頃、左手の山並みの上に丸い月が出てきた。

朝から一日かけて走り抜いた大会も、残り10kmほどで終わる。
脚は棒のようになってる。

つらいけど頑張れ!
この日のために今日まで頑張ってきたんだ!

「真の楽しみは苦しみの中にこそある」という高杉晋作の言葉を思い浮かべる。
「佐渡に溶け込め」というオニバスさんの言葉を思い浮かべる。

応援してくれる仲間や家族がいる。
暗くなっても応援してくれる沿道の人たちがいる。
支えてくれるスタッフの人たちがいる。

すっかり暗くなった田んぼには、灯篭がずらリと並び、走りを後押ししてくれる。

金丸ASを過ぎ、最後の八幡WSで温かいお茶をもらい、あとひと踏ん張り。
八幡館前でオニバスさんが「頑張れ~、もう少し!」と声をかけてくれた。

ここから、残り3.7km。
最後の力を振り絞り、キロ5分30秒ぐらいでラストスパート。

沿道から、あと少し!と声をかけられる。
来年も来てね~!と声援をもらう。
すごいよ、立派だよ!という声ももらう。

河原田商店街で名前をアナウンスされる。
ゴールは残り数百メートル。
商店街の両側から、「おかえり~」との声。
オレも「ただいま~」と応える。

新潟TRCや亀田TC、村上TCの皆さんから「潟鉄~!!」と声援をもらう。
ありがとう~。

最後に、会場の河原田小学校のグランドに入る。
やった~。
戻ってきた~。

潟鉄の皆さんも待っててくれました。
ゴール前、潟鉄のメンバーや多くの人たちとハイタッチ。

 
ありがとう~!

この瞬間は、感謝の言葉しかありません。
支えてくれた家族、一緒にトレーニングした仲間、応援してくれた友人、大会関係者、スタッフ、ボランティアの人たち、沿道で応援してくれた地元の人たち。

本当に感謝の気持ちで一杯です。

無事にゴール!

ラン 5:00:42 351位
総合 13:32:33 282位(ランで20人抜かれる)

ランは5時間を切れなかったけど、順位を20位落としただけで済んだので上出来でした。

ゴール前で待っていてくれた潟鉄メンバーと

祝勝会と反省会と・・・


SWIM 本日3.8km/月間5.5km
BIKE     213km/269km
RUN      42km/60km



◆9月8日(月) 晴れ時々くもり

一夜明けて・・・

表彰式
Aタイプのトップ選手

79歳でBタイプ完走の天下の自由人さん

スコットカップいただきました!

じゃんけん大会で勝ち進んだ骨っ娘さん

さよなら佐渡

新潟港に帰ってきた~
 
完走メダルとスコットカップ


楽しい夏の思い出でした


 
今年も色々段取りをしていただいた、フェマンさん、赤ドグマさん、大変お世話になりました。
 
完走できたメンバー、完走できなかったメンバー、様々だけど、それぞれ来年の目標に向けて、潟鉄TRC頑張っていきましょう!
 

6 件のコメント:

  1. お疲れさまでした。

    レース中は『なぜこんな辛い事をしてるんだ?』と自問自答しながらも、商店街まで来ると喜びと感謝で胸がいっぱいになる感覚は何度経験しても良いものですよね。
    来年もあの瞬間を楽しむために頑張ってトレーニングしましょう!

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    1. trinekoさん 佐渡トラお疲れ様でした。
      本当にお速いですね!trinekoさんは、スイムもバイクもランも別世界の速さです。
      今度trineko塾なるものがあったら入塾させてください!w
      最後のゴールの瞬間は、何度経験してもこれ以上ない最高の瞬間ですよね~。
      これからも頑張っていきましょう(^_^)/

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  2. 佐渡トラのブログを待っていました!本当にお疲れ様でした。それからスコットカップおめでとうございます。佐渡に溶け込んでいる人への称号ですよね。いつかぼくも同じような感動を味わえればイイなと思っています。また頑張ってトレに励みましょう。

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    1. cygnusさん ありがとうございます!
      何度出ても最後のゴールの瞬間は最高ですよ~。
      これ以上の気持ちは、私は佐渡トラ以外の大会では感じたことはありません。
      今度ぜひ一緒のステージで走りましょう!
      その日を待っていますよ。お互い頑張っていきましょう(^_^)/

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  3. オニバス2014/09/12 21:53

     お疲れ様でした。18:00過ぎから八幡館前で応援するのが恒例となりました。21:00までの約3時間があっという間に過ぎます。Aの皆さんの頑張りに多くの感動をいただきました。暗い中をBの方も何人か通過して行きました。
     
     やはり佐渡トラの華はAタイプですね。

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    1. オニバスさん Bタイプ完走おめでとうございます!
      3日間大変お世話になりました。ありがとうございました。
      毎年、私も八幡館前でオニバスさんから応援いただくことが恒例になりましたw
      また、来年も同じスタートラインに立てるように頑張っていきます!
      これからもよろしくお願いいたします(^_^)/

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