2017年8月17日木曜日

北ア1日目(笠ケ岳)

◆8月11日(祝・金) くもり(北ア)

昨夜は、松本経由で22:30頃に新穂高温泉の鍋平駐車場に到着。
車中泊です。

近くの登山者用無料駐車場は、夜中にもかかわらず満車で大渋滞。
赤いテールランプがギッシリ。
考えることは、みんな同じ。
少し離れたこちらの駐車場へ行けと整理の係員さんに言われて、真っ暗闇の中、前を行く車を追いかけて着きました。

鍋平駐車場

4:55行動開始!
駐車場からまず登山指導センターまで、30分以上の山歩き(笑)


登山指導センター

さ、いよいよ出発です!

まずは、1時間近くトボトボと長い林道歩きから・・・

笠新道登山口

ここから急登が始まります。

稜線に出るまで、標準コースタイムで6時間20分、ひたすら登り。
「これが6時間続くのか~」と、途中、休憩している人と苦笑いですw



杓子平に出て一息

お花畑に癒されます

しかし、まだまだ登る
空が近づいてきた

稜線に着いた~

稜線上の抜戸岳笠新道分岐

その後、稜線を南西に向かい、ピークや岩場を幾つか越えて、初日からかなり脚を削られた感じ・・・


笠ケ岳山荘到着

山荘玄関には、雪渓の雪を使った天然冷蔵庫

今回の山行は、4泊5日の山小屋泊(自炊)縦走。
荷物は、いろいろ入れて、正確には計らなかったけど、20kg弱といったところか。。

5日間の食糧、行動食、それ以外に予備日の食糧や行動食など、結構な量になりました・・・
「テン泊ですか?」と複数の人に言われたぐらいですから~w

小屋で受付を済ませ、寝る場所を確認後、サブザックに必要最小限のものを入れて、笠ケ岳へ。

小屋から山頂まで15分ほど

笠ケ岳山頂(2897m)

播隆上人が開いた笠ケ岳。
新田次郎氏の作品をかれこれ読み返し、当時のルートとは違えど憧れの山の頂に立てました!

小屋に戻って、早い夕食。

今日の無事を祝ってカンパーイ

無線機は、144Mhzと430Mhzのデュアルバンダー。

アランさんが雲ノ平に入っているので、交信を試みるも、山に遮られ繋がりませんでした・・・
交信時刻をあらかじめ決めていましたが、残念です。(2日目も同じく)


夕食を終えて外に出ると、青空が出てきた~。

飲んだから、もう登れないw

すると、手前がガスってきて・・・

もう少しガスが濃くなると、ブロッケン!

小屋の前にいる10人ほどの皆さんにも、声を出して伝えます。
「ブロッケン、出そうですよ!」と。

自分の影とその回りに虹っぽいものが・・・
もう少しのところ

しばらくするとこんなのも・・・
ブロッケンもどき
これは自分の影じゃないw

結局、ブロッケンの妖怪は出ませんでした。
惜しい。

小屋直下のテン場

今度は西穂が見えてきた

西穂

結局、雲に覆われて、穂高全容は見させてくれませんでした・・・

後日のお楽しみにしよう。

明日はこの尾根をひたすら進みます
どうか晴れますように!


【コースタイム】
新穂高温泉鍋平駐車場4:55発
(途中登山指導センターに寄る)
新穂高温泉登山道ゲート5:50
笠新道登山口6:40
杓子平2472m10:25着、10:35発
抜戸岳笠新道分岐12:10着、12:20発
笠ケ岳山荘13:45着、14:10発
笠ケ岳山頂14:25着

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