2012佐渡国際トライアスロンAタイプに参戦するために佐渡へ。
今年の夏は本当に暑い。
レース当日の天気予報も晴れ、予想最高気温は33℃。
果たして、無事に生きて帰ってこれるのか・・・
戦場に赴くような心境だ。
I崎さん、オニバスさん、フェマンさん、K合さん、A達さんと共に行動。
K合さんは大会ボランティアスタッフとして、ほかの皆さんはBタイプ参戦。
シーター関係では、ほかに別行動で天下の自由人さんがBタイプ。
皆さん、無理せずにゴール目指して頑張っていきましょう!
新潟港を出発 |
佐渡が見えてきた |
開会式会場のアミューズメント佐渡へ |
会場の外には多くの販売ブース |
開会式、甲斐大会会長の挨拶 |
開会式と競技説明会が終わると17:00過ぎ このあとも時間がバタバタと過ぎていく |
前夜祭 このまま泊まって帰ってもいいような気分になる(笑) |
SWIM 本日0km/月間0km
BIKE 0km/0km
RUN 0km/0km
◆9月2日(日) 晴れ(佐渡)
朝、3:00起床。
無理矢理朝食を食べて、ボランティアとして活躍するK合さんと佐和田メイン会場へ。
4:00前に会場到着。
Aタイプのボディマーキングが定刻どおり4:30から始まった。
さぁ、いよいよだな。
朝4:00頃のフィニッシュゲート |
フィニッシュゲート前に整然と並ぶ椅子たち |
スイム会場 だんだんと明るくなってきた |
Aタイプスタート30分前のトランジションエリア |
全ては、この日のために!
距離、暑さ、自分との闘い。
とにかく時間内にここに戻るぞ!
トランジションエリアで、秋田、寺泊、村上から参戦した戦友達と健闘を誓い合う。
おそらく暑さで完走率はだいぶ悪くなるだろうな。
頑張っていこう!
ゲートをくぐりスイムチェックをして、軽くスイムのアップ。
さぁ、間もなく日本一過酷なトライアスロン、佐渡トラの始まりだ!
◇スイム 3.8km
1.9kmの三角形のコースを2周回。
2周目に移るときは一旦陸に上がるため、そのまま泳ぎきるより体への負担は大きい。
6:00、パーンという号砲でスタート!
オレは、プワーンというホーンの音の方が好きだな。
混んでいるが、バトルはあまりない。
このまま最後まで自由に泳がせてくれよ~。
クラゲに刺されながらも前進。
第2ブイをターンし、陸に向かう直線、波のうねりが大きい。
右ブレスで朝陽がまぶしい。
なかなか前に進まない。
1周終わり、陸に上がって水を一口含んで2周目に入る。
第1ブイをターン。
今日はここまで、殴られたり蹴られたりゴーグルが浸水するようなトラブルはない。
しかし、第2ブイを曲がったところで、潮に流されあっという間に大きくコースを膨らんだ。
周りに誰もおらず、数十m離れたところに大勢いる。
スタッフから、コースに戻ってくださーいと声をかけられたような・・・
その後、合流したが、途中また数十m流された。
泳ぐ方向がわからなくなってきた。
なんとか大勢いるところに戻り岸へ進む。
ひょっとして、3,800mでいいところ4,000mぐらい泳いんだんじゃないか?
陸に上がり、スイムパート終了!
スイムタイム 1:33.03
◇バイク 190km
ツールド妻有のジャージを着てバイクパートへ。
相川へ向かう最初の坂でバイクの異変に気がついた。
フロントディレイラーが動かない。
インナーに落ちない。
ウソだろ・・・(汗)
2週間前の妻有では、こんなトラブルなかったのに。
ま、行けるところまで行ってみよう!
なんとかなるだろうとペダルを回す。
自分の普段のメンテが悪いが、今日動かなくなることはないだろうと、バイクと自分自身を恨む。
ホテル大佐渡を過ぎた下り坂で、佐渡在住のN藤さんからの応援ボードを発見。
「命燃やして走れ!!」
応援ありがとうございます!!
バイクに乗りながらいろいろカチャカチャ変速レバーを動かすが、インナーに落ちる気配はない。
Z坂をダンシングで上る。
しかし、アウターで上ると、結構人を抜けるものだ。
大野亀の坂だけは、一瞬インナーに入るが、その後またアウターのままフロントは動かず。
あいつ、なんでアウターで上ってダンシングしてるんだという視線をたまに感じる。
途中のASでメカニック・サービスがあったが、作業時間が不明のため修理依頼しなかった。
結局、そのまま大佐渡と小佐渡を周り、小木坂、国道坂をダンシングで上り、佐和田に帰ってきた。
暑さ対策として、AS、WSは全て立ち寄り、水分補給。
頭から水をかけてもらい、オレもバイクもずぶ濡れ。
走りながらもボトルに入ってる水を頭や首にかけ、体を冷却する。
かろうじて、人としての理性を保ちながら前進。
15:00前にトランジションエリアに入る。
さぁ、これからランだ。
バイクタイム 7:43.34
◇ラン 42.2km
パンツを替え、エネルギー補給をして、トイレに寄り、コーラ、アクエリを飲んで15:10頃スタート。
体が重いが、キロ7~8分ペースで走る。
沿道の家の人が、ホースで水をかけてくれる。
助かる~。
すべてのAS、WSでも、頭や背中から水をかけてもらう。
食べなければならないのはわかってるが、胃が荒れて食べ物を受け付けない。
手には、ウィダーインゼリーを持っているが、ただ持っているだけ。
17.7km地点の金井ASで、反射たすきをもらう。
次の折り返しの26.6km地点の潟上ASに着いた頃は、もう真っ暗。
ここに来てやっと、体がランに慣れてきて、ペースが若干上がる。
しかし、それは錯覚かも。
実際は、リズムが少しよくなっただけかもしれない。
幸い、胃は多少よくなって食べ物を受け付けるようになってきた。
沿道では暗くなっても応援してくれる人達がいる。
本当に嬉しい。
真っ暗な中、エイドの灯りがやんわりと見えると、なんとも言えずホッとした気持ちになる。
時間を逆計算するとゴールは、21:00頃か?
コース途中の八幡館前で、オニバスさんとフェマンさんが待っててくれた!
大変遅くなりました。
オニバスさんから「あともう少しだ。頑張れ!」とベチッっと背中を思いきり叩かれる。
河原田商店街まで来たら、ゴールはすぐだ。
これ以上ない沢山の熱い声援をもらって、ゴールへスパート!
グランドに入り多くの人達とハイタッチをして、フィニッシュゲートへ。
21:10頃にゴール。
今日の長い1日が終わった~。
ランタイム 5:54.06
トータルタイム 15:10.43
厳しいレースだった・・・
多くの救急車の音を聞いたし、道中すれ違った。
ゴール後、すぐにK合さんが来てくれて、車で宿泊先の八幡館へ。
皆さん、夕食を食べずに待っていてくれました。
遅くなって申し訳ありませんでした。
22:00頃から祝勝会 Bタイプの皆さんも全員無事ゴール。 泣いたり笑ったり、いろんなドラマがあったようです |
BIKE 190km/190km
RUN 42km/42km
◆9月3日(月) 雨のち晴れ(佐渡)
閉会式の会場、アミューズメント佐渡へ。
速報を見ると、完走率はAタイプで73.8%。
4人に1人が完走できなかった計算になる。
オレの順位は、483位(DNFを含め747人中)。
御年76歳の天下の自由人さんはBタイプ見事完走。
素晴らしいです!
オレは、今年、佐渡トキマラソンのフル、佐渡ロングライドの210km、佐渡国際トライアスロンの
Aタイプを制覇。
今年始まったゴールドウインカップのロングの部をGETできました。
共に走った皆さんのおかげです。
ありがとうございました!!
佐渡トラの表彰式の様子 |
ゴールドウインカップの表彰でステージ上へ こんなことでもないと、まずこの場所に立つことはない |
記念撮影 最前列はみんな足が痛くてかがむのがやっと 3列目にはオニバスさん! |
帰りの両津港 夏が終わったな・・・ |
船内でリザルトを見ながらレースの振り返り そして来年に向けて新たな闘志を燃やす |
左:フィニッシャーポロと完走メダル 右:ゴールドウインカップ表彰楯、ジャージ、 佐渡汽船ジェットフォイル往復乗船券 |
参加選手の皆さん、大変お疲れ様でした。
大会関係者の皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。
応援していただいた皆さん、沢山のパワーをもらいました。本当にありがとうございました。
来年に向けて、また明日からスタートです!
SWIM 本日0km/月間3.8km
BIKE 0km/190km
RUN 0km/42km
お疲れ様でした。
返信削除Aタイプ完走そして、ゴールドウィンカップの受賞おめでとうございます。
ステージからの眺めはどんなでしたか。
次立つとしたら今度は入賞しかないですね(^_^)
でも、あの暑さの中の完走は大したものです。
3日間ホント楽しかったですね、また次に向けてお互いに頑張りましょう。
Aタイプ完走とゴールドウィンカップ獲得、おめでとうございます!
返信削除リザルトを確認したときに、思いのほかバイクで苦戦されておられましたので、不思議に思っていましたがそんな大変なトラブルがあったんですね。そんな苦難を乗り越えての完走、すばらしいです。
ぼく自身は水津近辺で2度のパンクで心が折れてしまいラン開始そうそうにタイムオーバーでした。悔いの残る結果となりましたので、来年再挑戦したいと思います。
お疲れ様でした。昨日は缶ビール2本で眠くなり直ぐに寝てしまいました。
返信削除さすがA完走者です。ブログの詳細な描写も驚きました。疲れも苦にせず詳細な描写は文武両道の真の鉄人ですね。
私もフェマンさんも八幡館の前で待ち続けたスピリットZさんが見えた時は本当に嬉しかったです。また、思わず力が入ったのですね。済みませんでした。
今回は3年振りの佐渡参加で本当に楽しかったです。いろいろと有り難う御座いました。
完走おめでとうございます。
返信削除やはりAにはドラマがありますね~。
来年はぜひ一緒に参加したいねですね。
その前に抽選の壁がありますが・・・。
Aタイプ完走☆ゴールドウィンカップ受賞☆おめでとうございます(拍手)
返信削除アウターの後遺症はいかがですか?まさかのトラブルと猛暑の中、Aタイプを完走するとはさすがです。
私は初トラで初トラブルを経験し、初泣きレースとなりました(笑)
その悔しさを来年のAにぶつけたいと思いますので、来年もどうぞよろしくお願いします(^_^)
フェマンさんへ
返信削除ありがとうございます。
お疲れ様でした。3日間大変お世話になりました!
猛暑の中、Bタイプ完走おめでとうございます!
ステージからの眺めは、それはもう最高でしたよ(笑)
入賞にはとても縁がないので、地道に積み重ねていくGWCの方が自分には合っていますね。フェマンさんも次はぜひGWCと入賞を狙ってください。
また来年に向けて頑張っていきましょう!
バタやんさんへ
ありがとうございます。
お疲れ様でした。
Aタイプで2度のパンクはとても残念でしたね。さぞ、つらい思いをされたと思います。その悔しさを来年にぶつけてください!
私の方は、まさかの罰ゲームのようなアクシデントでしたが、バイクタイムは昨年もあんな感じでしたよ。若干しか違わないです。
今年の大会はお会いできませんでしたが、来年は会場でぜひお会いしましょう!
オニバスさんへ
ありがとうございます。お褒めの言葉、私にはもったいないですよ(汗)
Bタイプ完走、GWC受賞おめでとうございます!
3日間大変楽しかったです。
八幡館前でオニバスさんとフェマンさんを見つけた時は、ホント嬉しかったですよ。最後に力をいただきました。あのぐらい気合を入れてもらった方が、私にはちょうどよかったです。
また、来年もぜひご一緒にお願いいたします!
ファイターズさんへ
ありがとうございます。
ファイターズさんなら19:00頃に帰ってくるところ、私は今回制限時間ギリギリになってしまいました。走りながら、おそらく間に合うだろうとは思ってましたが、何があるかわからないのが佐渡トラです。次は、せめてもう1時間早くゴールしたいと思います。
来年に向けてもっと頑張らなければと痛感しました。
また一緒に行けることを願ってます!
Aさんへ
ありがとうございます。
3日間ホント楽しかったです。
Bタイプ完走おめでとうございます。Aさんもいろんなトラブルがあった中、よく最後まで走り抜きましたね。素晴らしいです!泣きながら進むなんて普通できませんよ。(笑)
私もアウターしか使えないというのは参りました。そのせいばかりではないけど、まだ足が重たいです。
来年Aタイプ宣言しましたね。ぜひ、いい準備をして表彰台を狙ってください!
また来年、一緒に行きましょう。