2016年3月10日木曜日

毒を少し(東スポ#36)

◆3月9日(水) くもり

高浜原発の運転差し止めの仮処分決定のニュースを見て驚いた。
まだ地裁レベルの話だと思ったら、仮処分決定は即効性があるため、関西電力はすぐに運転を停止しなければならない。
喜ぶ原告側弁護団。

そういう自分はどうかと言うと、これは嬉しいニュース。
政治思想などは、ここに書く気はサラサラないが、自分は反原発派。

第一に、核のごみ、放射性廃棄物の最終処分地が決まっていない中、なぜ原発を推進するのかまったく理解できない。
「トイレのないマンション」はよく言う例え話。
なぜ、この問題を徹底的に議論しないのか。

孫やひ孫やその先の子孫に、我々世代が甘受している恩恵の裏側、負の遺産を押し付ける。
原発推進派は、核のごみを宇宙にでも廃棄するとでも言うのか。
海の中のさらにその下にでも沈めるのか。

第二に、原発の安全神話は、東日本大震災の発生で崩壊している。
事故から5年も経つのに、いまだに故郷に戻れない人たちが大勢いる。

世界最高レベルの新基準で原発の安全性は限りなく担保されていると胸を張るなら、原発推進派はどうぞ東京湾にでも大阪湾にでも面した大都会に原発をつくると言えばいい。
供給地と消費地が近接していれば、送電のための無駄なエネルギーロスなんて発生しない。
効率がいいじゃないですか。
わざわざ地方にある必要なんてないんですよ。

ニュースで街の人の声を聞くと、今日の判決を評価する声がある一方、評価しない声も。
「電気代が上がるか心配だ」
「雇用は維持できるのか」
「動いている原発を止めるなんて理解できない」

まだ、こんなことを言っているのかと、こちらの方が理解できない。
安全のためなら、安心のためなら、美しい地球を子孫に受け渡すなら、また火力発電の割合が増えて地球温暖化が進むというのなら、これほど電気に依存している文明社会の在り方を一歩でも二歩でも後退させる勇気が必要ではないのか。
我々の世代にそういうことを覚悟する勇気はないのか。

あまりにも推進派の今日の判決に対するコメントを聞いていて、腹が立ったので、つい毒を少し吐いてしまいました。スミマセン。
ここで毒を吐いたことに対してのお詫びと理解してください。
ほかは、謝るつもりはまったくありません。

今日は、20:00過ぎから、東スポのトレミの上。
トレーニングルームの一番左で、おそおそトレミです。
最高速度10km/hで走り、30分で4.92kmで終わり。

降りてから、2階のギャラリーを11周、2,200m。
ペースは、キロ5分45秒ほど。

合計7kmラン。
トレの内容は予定どおりです。

本日の東スポ

自転車は、15kmライド。


SWIM 本日 0km/月間2.8km
BIKE     15km/165km
RUN      7km/91km

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